名古屋支部173回例会レポート
- 牧山郁美

- 3 分前
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令和8年8月名古屋支部例会では、古橋麻美様をお迎えし
『弥栄永久(いやとこしえ)よいやな〜
伊勢ノ國ハ美キ宮処ナリ』
の演題でお話を頂きました。
古橋様は、講演・研修事業「プナレア」をはじめ、島根県知事委嘱「遣島使」や出雲市長委嘱「出雲観光大使」でご活躍されるほかに「伊勢おかげ様ツァー」「出雲ごえんむすびツァー」の企画運営等、多方面で活躍されています。
この日は、白衣を羽織り、御幣を腰にさしたお姿で登壇され、伊勢空気を感じる雰囲気に包まれました。
古橋様が、神宮とご縁をいただいたのは2007年。
修養団の中山靖雄先生から学ばれたことや、ご自身の名前にある「麻」には「清める」という意味もあることなど、ご自身の歩みを交えながらお話しいただきました。
印象に残ったのが、物事を一方向からではなく、多方面から見る「球体思考」。
「ピンチはチャンス」と捉えるように、一つの出来事にもさまざまな見方がある。
そして日本には「あれも良し、これも良し」という、お互いを受け入れる懐の深さがあることを教えていただきました。
また、伊勢神宮の正式名称は「神宮」であり、内宮・外宮をはじめ125のお社から成り立っていることや、式年遷宮についても詳しくお話しいただきました。
遷宮は、木を切る際に山へ「木を切らせてもらいます」とご挨拶することから始まります。
自然から一方的にいただくのではなく、感謝を伝え、敬意を払いながら受け継いでいく。
そこには、日本人が古くから大切にしてきた自然への畏敬の心が息づいています。
さらに、御木曳では約1.2トンもの御用材を載せた奉曳車を、皆で綱を持ち「エンヤー」と声を合わせて曳いていきます。
声を出すと身体の中心、臍に力が入る。
皆で心と力を合わせて御用材を運ぶ中で、「日本のこころの中心・伊勢」を身体で感じる——。
木遣歌も、町によって節が違い、即興で歌われるとのこと。
ここにも「あれも良し、これも良し」という伊勢の文化が表れているように感じました。
そして、心に残った「お陰様」のお話。
誰かに、何かに照らしてもらって今の自分がいる。
光があれば「陰」ができる。
私たちは、目に見えるものだけでなく、目には見えない多くのものに支えられながら生きている。
だからこそ、
「大切なものは大切にする」
そして、その思いを言葉と行動で示していくことが大切なのだと教えていただきました。
「あれも良し、これも良し」
「お陰様」
そして、目には見えないものへの感謝。
伊勢の文化や式年遷宮のお話を通して、日本人が大切にしてきた心を改めて感じる、あっという間の講演となりました。
「やっとこせ よいやさ〜」
“いよいよ、いい世の中がやってくる”
古橋麻美様、心に沁みる素晴らしいご講演をありがとうございました。
そして、ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。





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