名古屋支部第161回例会レポート
- 牧山郁美
- 8月20日
- 読了時間: 2分
【政経倶楽部 名古屋支部 8月例会】
名古屋支部8月例会では、歴史講演家の黒田裕樹氏をお招きし「鈴木貫太郎 ご聖断を導いた首相」と題してご講演を頂きました。
開催されている幾つかの勉強会チラシとA4用紙(片面印刷)11枚のレジメをご用意下さり、講演前から先生の熱意が感じとれました。
黒田節と称される先生のご講演は、声に抑揚・強弱があり、時には手振りも加わり、お話に引き込まれました。
以下の項目に分けてレジメに沿って、詳しく話していただきました。
1. 鬼貫と呼ばれた男の半生
2. 運命の「二・二六事件」
3. 最難局での総理大臣就任
4. 陛下のご聖断を導いた首相
昭和天皇ご自身の希望もあり、昭和20年1月に侍従長職を引き受け、天皇はじめ周囲の人々からも信頼を受けました。
天皇だけではなく回りの人々からも信頼を得るという事は、普段から一様に優しく接され、穏やかさの中にもぶれない強い芯を持つ性格の人であるように感じました。
また昭和20年4月、終戦直前の難しい時期に天皇から「頼むから承知して欲しい!」と請われ、総理大臣職を受け、天皇にお仕えする事を決めたのは、信頼して下さっている天皇のお気持ちに応えようとした貫太郎の気持ちの現れと思いました。
貫太郎77歳の時でした。
黒田先生は、「命ずる」ではなく「頼む」と言われたのは我が国の憲政史上貫太郎だけであろう、とも話されました。
鈴木貫太郎については、「終戦の時の総理大臣である」程度しか知りませんでしたが、情景が浮かんでくるような黒田節で、鈴木貫太郎という人物の人間性の一端を感じる事が出来たように思いました。
今回も学びの多い例会でした。
黒田先生、ご参加のみなさま
有難うございました。